知ってました?「こい」が「かな」の基本点画だったとは!
2020/03/16
今日は、
わが国 日本で生まれた「かな文字」について。
その仮名文字は、漢字をもとにしながら、
人々の美意識の中で発達してきました。
流れるような易しい曲線美・・
そして、文字同士が連なる流線美・・
古筆の歌や俳句なんぞは、日本人なら誰でも
美しいと感じる究極の美文字といえるのではないでしょうか。
▲いろは歌 書/溪春けいしゅん
漢字よりも画数が少ないし(基本点画も少ない)から
いたって簡単そうに思われがちですが、
実は、まったくもって逆で・・
けっこう一番難しいものなんです。
毛筆をされた方はご存じのとおり
文字の曲線とバランス感、そして文字同士が連なるさま(※「連綿れんめん」)・・等と課題満載なんです。
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大筆と同じく、小筆においてもいかに「線」をイキイキした美しいものにできるかどうか・・
ここが最重要ポイントになってきます。
そのためには、
基本中の基本である平仮名でいうところの「点」・・をしなやかに動きのあるように書けるかどうかです。
別の言い方をすれば、
動きのある魚のようなカタチを書けるかどうかにかかっています。
「線」は「点」の集まりです。
※関連記事はコチラ⇒ https://fujiccohiroshi.com/WP/syodo-bimoji-exercise/ten-of-kanji/
まずは、基本点画である「点」トレからスタートです。
ご覧のように、筆先がスッと入って・・スッと抜けていく。
「鯉」が悠然としなやかに泳いでいるように・・
そして、この点が長くなれば、線と化すワケです。
「こい」という線も「鯉」からできていたんですね。
ナント、 「鯉」が「かな」の基本点画だったとは・・!
さてさて、
アナタの「こい」は、イキイキ 健康ですか?・・(^^ゞ
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溪春書道教室 藤田溪春けいしゅん
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