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思い込みに要注意!点は、じつは点ではなかった!?

2020/03/09

前回の筆先に一心不乱になる「美文字は、脳神経細胞を若返らせる玉手箱!!」

ご覧になられましたでしょうか。 

 

さらに、「筆のくねくねS字体操」も取り入れたら
運動神経も確実にアップ・・ 一石二鳥どころか、

字も上手くなるわけですから・・ 一石三鳥ですね!

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それでは、今回テーマ
「思い込みに要注意!点・・」に話を進めてまいりたいと思います。  

 

 

美文字に変身するためには・・ 

これまでしつこく言ってきましたけど、
文字のカタチを真似ることから始めるのではなく、 

まず、線(基本点画)のカタチから調えてまいりましょう!と
お伝えしてまいりました。 

 

理由は、
「線=もう一人の自分」であるという考えからきています。 

 

もちろん、筆で描かれた手書きの線が・・ という意味です。
※詳しく知りたいお方はコチラへ
⇒ https://fujiccohiroshi.com/WP/selfbranding/sen-training-2/

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では、その基本点画とやら・・ 楷書において大きく8種類あります。 

それは、「永字八法」というすべての漢字に共通する8種類の運筆法とはまた別に、

(1) 点

(2) 横画 おうかく
(3) 縦画 じゅうかく
(4) 曲がり
(5) 折れ
(6) 左払い
(7) 右払い
(8) そり

の基本点画が存在すると、小学生は書写時間にまず学習します。  

▼光村図書サイトより引用

 

が、さて・・
ここで毛筆をするにあたってクセ者の点画が存在します。

そのクセ者点画とはお分かりでしょうか? 

 

それは、
ナント 一番簡単そうな(1)の「点」 なんです。 

 

なぜかと言いますと、
言葉上の名称では、「点」と呼びますが・・ 実際は「線」であるからなんです。 

 

     「点」なのに「線」である・・ ?? 

 

なんのこっちゃ!? ですね。 

 

筆運びの視点から観てみますと、

「点」も実際書くうえでは、筆をほんの少しだけ動かします。
場合によっては、0.5ミリぐらいかもしれません。 

たとえ数ミリでも、筆が動いた時点で「線」と化します。  

 

 

この理屈・・ ご理解いただけますか。 

 

本来の「点」は、
筆を紙にトンと置いた(起筆)の状態で終っているのがソレで、
別名、「チョン」と言ってもいいぐらいでしょうか(素点といいます) 

 

ところが、
毛筆(書写)の「点」は「線」といってもイイ。 

 

なんせ「点」もワタシ流に言えば、
トン・スー・トン(フッ!)とリズムをもって、

起筆(トン)・送筆(スー)・収筆(トン)で書くからなんです。 

 

ところで、この「線」のような「点」・・
いたって簡単そうに見えるけど、コレがけっこう難しい。 

 

初心者の方にとっては、
予想以上に頭がコンガラガルみたいです。 筆運びが・・

※筆先 ガン見です!これこそイイ頭の体操にもなります。
 関連記事はこちら⇒ https://fujiccohiroshi.com/WP/brain/bimoji-brain-neuron/

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では、ここで、
業界には「点」といわれるものにも何種類かのタイプがあります。 

 

ということは、何種類も筆運びがあるということですね。
詳しくは、リアルレッスンでご指導させていただきますよ。 

 

今日は簡単に代表的なカタチをこちらでご案内いたします。 

 

皆さんもご存じの「点」4つ・・
部首名では、「れっか(烈火)」「れんが(連火)」といい
火が文字の脚になるときの形ですね。 

「点」という文字そのものも「れっか」ですが、

 

ここでの「魚」「鳥」の場合は、
4つの「点」の意味は、尾っぽの形からきています。 

 

いかがですか。 

 

これらの「点」それぞれの文字のなかで、
大中小という3種類の大きさがあるのがわかりますよね。

そして、そのうち「大の点」3つともが
それぞれ筆運びが違うのです。  

 

よーく見てくださいね。
微妙にカタチがちがうでしょ。 

 

ややこしいけど・・
筆書き体験してみると、よーくカラダでわかってきます。 

 

じつは「点」のようで「点」ではなかったことを・・
この気づきがとっても大事なんですね。 

 

美文字で未来をハッピーに! 溪春書道教室代表
書道家 藤田溪春けいしゅん

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