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盛会御礼|第5回溪春書道会展「命の息吹編」

2023/11/13

目次

<御礼ご挨拶>記念の5回目も大盛況に終えることができました!

日中は信じられないほどの夏日でしたが、期間通して好天に恵まれ、おかげさまで多くの方々にご来場いただき無事盛会に終えることができました。

アレのアレから早くも一週間が過ぎ去り… 遅ればせながら改めて御礼申し上げます。これもひとえに皆さまのお支えがあってのこと… 本当にありがとうございました。

新生!溪春書道の書演舞は、いかがでしたでしょうか?

主宰溪春と当会員さま、そしてご来場の皆さまとの協演ハーモニー

毎年お越しくださる方や3回目の方だったりと、ようやくマスクも外してはじめてお顔を拝見させていただく方も多数いらっしゃり、笑顔溢れる心温まる5日間でございました。

まだまだ、余韻がある今のうちにレポートまとめておきますね。
お越しになれなかった方へ…
どうぞご覧いただきますと嬉しゅうございます。

また、お越しいただいた方々にも…
ちょっとした舞台裏をご覧いただけますので、今一度目を通していただけますととっても嬉しゅうございます。

「命の息吹編」舞台裏レポート

なぜか??一年前に舞い降りてきたのです!命の息吹が・・

実はわたくし、まもなく還暦を迎えます。
そして、5回目となる… 第二の人生をかけて立ち上げた書道教室の区切りとなる記念の書作展。

の恩返し??

この二つを同時にお祝いし、皆さまから頂いた愛(あい)に恩(をん)返ししようとひそかに去年の今頃から考え始めていました。

アレから一年、「命の息吹編」三本柱とは・・

 

●テーマ:「命の息吹」と共に舞い降りてきた三本柱をベースに組み立てスタート

★1:新しく生まれ変わるイメージ全体白カラーによる統一感と紅一点だけのアクセント
★2:メイン作品「山河大地、日月星辰」の軸装と大胆な生け花による和様インパクト演出
★3:命と心を繋げる仕掛けづくり

 

この三本柱をベースに、
★1:全体を白イメージで思い描いていたら、なんとギャラリーうえまちさんが今春リニューアル、壁クロスと床のグレーが新品同様に…おまけにエントランスまでもキレイに生まれ変わりました… やっぱり引き寄せの法則はあるのね。

:作品の表具は、軸装/洋装は白で統一。和額は日本らしく桜色で塗装。
そして紅一点作品は、めでたい紅白と金粉で艶やかに。

さて何をどう書こうかな…
試行錯誤しているうちに、めでたい鶴が舞い降りてくる…
そして、今頃気づくのでした、、、それは「鶴の恩返し」だったんだと。

★2:書道と華道のザ・ジャパン構成
メイン作品となる対軸には、白ベースの生け花でシンプル訴求、ザ・和のインパクトを!

この対軸作品は、今までの私とは違った新しさ生まれ変わりを追求、文字のデフォルメと墨色の濃淡の対比を意識して取り組んだ大胆な発想による絵画的な文字の躍動感を第一に全力投球。その結果、文字の造形がまるで生け花のように表現され、添えられた草花たちと一緒に息吹感が出たのではないかと… それも偶然の必然かと… 今はそう思っています。

★3:「命」の文字の成り立ち、「心」の文字の成り立ち、「息」の意味など…
生きている当たり前の行為「心臓」と「呼吸」をクローズアップ。
命がけより心がけですね!

ギャラリートークの妙 その結末とは・・

最終的には、「命」と「心」が繋がり、
そして、「心」と「天」も繋がり、
なんと最後には「天」と「地」も繋がった!というオチにおさまったんですね。

今思えば、怖いくらいの出来映え…
信じられないような物語が完結していました。
きっと皆さんの愛と大宇宙の無窮に導かれていたのでしょう。

なんとなくぼんやりでしたが、
一年前にこんな感じで目的地を決めて、
イキイキ取り組んできた結果がカタチとなって現れました。

理想の目的地へ

アレから一年、
理想の目的地へたどり着けたかどうかはわからないけど、
皆さんのイキイキした笑顔とお言葉を頂戴しますとホント救われます… ホント感謝しかありません。
今年もよく頑張ったな~と自分を褒めてやりたいと思います。

でもやっぱり私は、目的地にたどり着くことよりも、
そこに行くまでの過程の一瞬一瞬が大切なんだな~とつくづく実感するのであります。

その一瞬の積み重ねが…
我が人生(命)そのものなんだろうなと・・

生きる目的や生きる意義を見つけて、自分の心にイキイキ活力を注ぐこと。
それが「命の息吹」ではないでしょうか。

成ると成らざるは 天に在り
為すと為さざるは 自分にある
進むに従って「道」は開けて「成」に連なる

さて、皆さん
アレのアレからの一年後、2024年はどうなっているのでしょうか。

長い旅路の果てに

誰もが皆… 自分の人生と闘っている
行く道は 幾つもある
だけど… たどり着くべき場所は きっとただひとつだけ
どの道を歩いていこうと、私は私のその人生を受け入れ 楽しむほかない
最後には 笑えるように…

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<ご来場くださった皆さまからのお声>

たくさんのコメントご感想をいただきましたのでご紹介させていただきますね。
生の声としてお伝えしたく編集なしの部分も多々ありますがご容赦願います。

●毎年恒例の芸術の秋を感じるイベントです。
先生のお話も楽しくて書に込められている先生や生徒さんの気持ちに息を吹き込んで更に見応えのあるものになっています。

●毎年、心に響く「書」拝見させて頂き感謝してます。
特に「寿心」に魅かれ添え書きのコメントがこの年になり、カウントダウンに入っても
もがき悩んでいる日々に指針となる考え方を提案されたような心が安らぐ「書」今年も拝見しました。ありがとうございました!

●毎回ながら先生のどの作品にも感動。中でも「寿心」が印象強く、隠れミッキーならぬ隠れ鶴が見えたと感動!その隠れ鶴が意図して書いていないことにまた感動!来年の展示会が今から楽しみです。

●行けて本当に良かったです。ゆっくり先生の説明を聞かせていただきました。ただみるだけと、聴きながら見せていただのとでは全く違いますね。タイミングよくてラッキーでした。

●先生のお話が加わると作品がより一層輝きますね。
●今年のお話しは、とても為になり最高でした!

●いやぁ〜今年は先生の話が聞けたのが良かったわぁ〜
先生が喋る時間決まってんの?来年も話聞ける時間に行くわぁ。
だって知らんこといっぱい聞けたもん。あんなん普通にしてたら聞ける時なんかないから、
へぇそうなんやぁ知らんかった〜ばっかりやった。面白かったわぁ〜。書道も奥が深いねんなぁ〜。とにかく、あれは値打ちあったぁ〜ありがとう!

会場全体をトータルでコーディネートされている感じが素敵空間でよかった。
壁の一面ずつのスポットとしてのコーディネートもしてあり、かつ全体でも統一感のある空間になっていて落ち着いて拝観できました。特に入って1番奥の面は絵画的な感じがして素敵でした。
書道の事は全くの素人でわからないのですがそれぞれの字にも個性を感じ、その人となりを字から思いを馳せ色々感じながら見せていただきました。どの作品も素晴らしく技巧的な事はわからないので、感覚的に「好き!」みたいな感じで見ていました。
去年も見せていただき、去年からの続いている流れも感じ、また新しい風も感じました。
普段見る事のないものを見て心豊かになりました。来年も楽しみにしています。

●今年は入ってすぐいつもよりシンプルな感じだと密かに思ってましたら、やはり白を基調にまとめたという事で、会場のコンセプトは初見で伝わっていると思います。毎年拝見している時、これからの生き方を考える機会をいただくような気持ちです。

●おしゃれで凛とした空間「命の息吹」母も私も楽しませていただきました。
●とても良い作品展でした。作品展を観覧して自分も何か始めたくなりました。

●般若心経の写本も凄いですね。
●皆さんが1行づつ書かれた般若心経も、緊張感が伝わり見事でした。

●毎年、趣きの違う会場と生花の一体感も楽しませて頂いています。
先生に解説して頂き、筆者が作品に込めた想いや文字の奥深さを考える機会を得ております。

●薄墨の醸し出す滲みを間近で見た時に、筆圧と抜け感のお話を詳しく聞ききながら、絵筆を扱う時の感覚も浮かび、とても興味深く観賞させて頂きました。

先生が10年前はサラリーマンだったとは本当に驚きです。
●ファンになりました!先生って、やっぱりアーティストだったんですね。

●年々、貫禄がついてきてますね。俺も負けないように残りの人生頑張ります!
●プロジェクトのヒントいただきました。ありがとうございました!

●先日の上本町での書の展覧会では、大都会の真ん中の人工構造物の中での催し物でしたが、私がこの田舎で感じ取れる心が整うより上位の「心が洗われる」ひとときを過ごすことが出来ました。
なんでだろう?と不思議感一杯です。この様な気分に浸ることは今までの長い人生でも数回程度です。なんとも言えぬ良き時空間の展覧会会場でした。
浅学非才の私には理解が遠く及ばない数々の作品ですが、皆さまの作品から醸し出されるエネルギーが稀有な体験に繋がったのかなと感じております。
この様な展覧会を自然あふれる田舎の農家の一軒屋で開催したらどうなんだろう?と勝手に思っております。

先生の言葉で一番心に残ったのは「命は愛で始まり恩で終わる」 たくさんの人達から受けた恩を心に刻んで生きたいですね。

●ありがとうございました!前夜祭して打ち上げして…きっと楽しいお仲間たちなんでしょうね。趣味でも習い事でも「それが好き」だけでは続かないよね。やっぱり「人」だよね。

●今年も素晴らしい展覧会にお招きを頂き有難うございました。
<作品:那由多>
あらためてクローズアップされた言葉に思いを馳せながら寺へ帰ってまいりました。外国ではMemento moriという言葉が尊重されると聞いています。また、死を意識しない芸術は三流だとも聞きます。僕らにとっては寂しく悲しい言葉も、生まれゆく命には希望であり、死の存在は全てをかけがえ無きモノと意識させる大切なものなのでしょうか。
佳き先生の率いる社中展は本当に感慨深いものでした。
感謝しております。有難うございました。ナムアミダブツ

●お寺さんの御説法も、皆さん聞き入る様な良いお話をされます。
その和尚さんが、渓春先生の話術を学びたいと、おっしゃるのだから大したもんだわ。

●テーマがあるので、観賞しやすい。
先生の説明に必ず一つクイズ付きの作品が有って楽しい。
・書といけばなのハーモニーが素敵!!
・般若心経の写経をみて、私も又書いてみようかなと意欲がでました。
・なんと言っても先生の話術に引き込まれて楽しく有意義な時間を過ごせてありがとうございます。

●いつも身近なテーマで親しみやすく、皆さんの言葉選びも大変参考になります。
今回は白で統一されてとても爽やかでした。先生のお話も楽しくてもっと色々お聞きしたかったです。どこか遊び心が溢れててステキやなぁ~って毎回感じてます。来年が楽しみな展覧会です。

●今回の御社中展、スローガンは「命の息吹」
楽しみに伺うと「命」とのド迫力作品。どの作品にも深い息吹きを感ぜられる、生きた作品展に満足いたしました。有難うございました~!

●私の知ってる書道教室は、お手本を与えられて、単純に模写するだけだったので、「書」に対しての向かう気持ちが全然違います。普段は、何も考えずに暮らしていても、一年に一度、自分磨きの集大成ですね。素晴らしい場所だと思いました。

●この度の書道会展も大変楽しく拝見させていただきました。
それぞれの出展者の書はもちろんですが、テーマに合わせたキャプションの言葉が素晴らしく、大変感動しました。皆さんのお顔はわかりませんが、その作品に込められた思いが言葉を通して胸に響き、人となり、人生観が想像でき、他では見られない書展だと思います。

●そして先生の「山河大地」「日月星辰」はテーマ「命の息吹」に繋がり、壮大なる書だと感じました!力強い山河大地も好きですが、墨の滲みが心に沁み渡る日月星辰が私好みで側に置いて見上げたいと思わせてもらいました。
最後に「命の息吹編ー今度生まれたら」に接し、私にもいろいろ考える機会を与えてくださったことを感謝しています。
私が尊敬している絵手紙協会の創始者小池邦夫氏(この夏亡くなられました)の言葉の一つ「生まれ変わるなら生きているうち」を、もう一度かみしめています。

●先生の作品をはじめて目の前で拝見でき、とても感動しました。
作品の説明が、まるで落語を聞いてるような楽しさでさらに深まりました。

●書道作品展、考えていたよりずーっと楽しかったし個性が興味深い。
先生も魅力的で面白くて良い人そう。大変勉強になりました。

●4回作品展を観に来てますが、年々皆さんの作品がレベルアップしているように感じました。額装なども毎年少しずつ違い、雰囲気も変化があるので来年も来るのが楽しみです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆さま、本当に有難く励みになります。
私の大切な命の宝物として永久保存させていただきますね。

▲愉快な会員の皆さま/命のポーズ

これからも皆さまのあたたかいご声援お気持ちを忘れず、
指導者としてより一層お役に立てるよう精進してまいります。
自分の心「息」リズム、ニュー書道で未来をハッピーに!
溪春書道教室を、今後ともお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

溪春書道会 藤田溪春

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▽ご協力くださった未生真流いけばな教室:悠月庵恵甫先生、篆刻作家の永田煙草先生、表装の日本製墨書遊大阪店さん、登山会山耀会の皆さん、そしてギャラリーうえまちさん、最後に、陰で支えてくださった当会員の皆さまに感謝の意を表します。誠にありがとうございました。

書道家 藤田溪春 2023.11.12

 

<編集後記>
しかしながら、「命の息吹編フィナーレ」と「アレのアレ」が同日重なるとは・・
実はわたくし、48年前の小学校卒業文集に恥ずかしながら次のような言葉を書いた記憶が有るような無いような・・

【将来の夢】阪神タイガースの監督になって優勝すること。
別の意味で叶ったことにしておこう~笑笑 2023.11.5 溪春より

 

「第5回溪春書道会展|命の息吹編への想い」は、こちらをクリック⇒
「藤田溪春のプロフィール」は、こちらをクリック⇒

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