美文字の極意・・ある反り具合にアナタの美意識が表れる？！

 

毎年のことですが、
「立春」のころが一番寒く感じますね。
おかげでジョギングの回数が減少しております（笑）

こんにちは、
美文字インストラクターの藤田ヒロシです。
雅号は「溪春 けいしゅん」と申します。　もうすぐ春ですね・・

 

 

前回に、美文字の極意としては
「横画おうかく」がミソですよとお伝えしました。　

まだ、ご覧になられていない方はこちらの記事
「横画の絶妙バランスが美文字のコツなんです！」をチェックしてくださいね。

 

では今回は、
具体的に「横画おうかく」の役割分担をご説明いたしますね。

 

そのなかで、まず第一優先は

Ⅰ．空間を同じにする。　

 

これについては、横画同士の間隔は同じにするのが
基本中の基本・・　なんとなく理解できますよね。
（※画像---「春」でいえば赤玉●と赤○部分）　

 

 

問題は、第二番目の
Ⅱ．横画は右上がりに書く

 

 

 

※画像---「春」でいえば、
第一画目の①が　⇒　反り上がるやつ
第二画目の②が　⇒　真っ直ぐ上がるやつ
第三画目の③が　⇒　伏せ気味に抑えるやつ　　　にあたります。

 

これは、数字の一二三の「三」と同じ形。
つまり、「三」は3種類の横画でなりたっています。

この横画3本線「三」とやら・・
結構、奥が深いです。　これだけでも美的感覚がだいぶ養われます。

 

▼そして、こちらをご覧ください。

 

（a）②の真っ直ぐ上がるやつだけで構成してみました。
見ての通り・・　寸胴ずんどうな横画の集まりになりました。
まだまだ子どもっぽさが残った感じがしますね。

ところが、
（b）①②③の3種で構成してみますと
いったいどういうことでしょう。
カッコいいシェイプされた横画の集まりになりました。

 

これらのように3種類の横画の集まりを身につけるだけで
一気に品格ある大人っぽいエレガントな感じになりましたね。　

 

 

いかがですか？　ご理解いただけますか？
これだけでも、
字を書くのが楽しくなってきますよ。
美文字エクササイズの鉄板ネタでもあります。

「春」しかり、「美」もそうですし、
「青」「王」「金」「羊」や「様」・・
「書」「華」「無」「筆」「事」などの横画が多い字には必須テクになります。

 

しかし、ここで疑問がひとつ。

そもそも右上がりって・・
いったいどれくらい（角度が）右上がりなの？　

 

これには、ある理由があるのですが・・
それは次回のお楽しみに。

 

 

横画は人骨でいえば鎖骨・肋骨みたいなもの。
真っ直ぐ寸胴ずんどうではなく、適度なアール曲線が文字の美しさを演出します。

この美しい美文字アール曲線（シェイプ横画）の鉄板ネタ
こちらでじっくり実技を体験していただけます。

 

寸胴の「キレイ」だけから～　

　　　　　シェイプされた大人の「美しさ」へ・・　　

 

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お待ちしております。
それでは、また～✵☾✵✵

 

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