【筆跡推察】籠池氏の人物像とは・・証人喚問の署名から
2017/03/28
イヤ~~、それにしても
この春は気分が慌ただしいシーズンですね。
国会証人喚問、WBC、サッカーワールドカップ最終予選、
早実の清宮、横綱稀勢の里(負傷も出場)、開花宣言、花粉・・・・
重なるときは重なる・・ にしても重なり過ぎる。
でもオモシロイ! 春の無常ですね!!
ということで、
美文字インストラクターの藤田ヒロシです。
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先日のセンバツ高校野球プラカード筆跡の釘付けから
早1週間・・ もっぱらの釘付けはもちろん
【森友学園問題】籠池理事長の国会証人喚問。
冒頭に宣誓・署名・捺印があったのですが、
その中で、超~釘付けになったのは署名のシーン・・
私の職業柄・・
いったいどのようなサイン(署名)をするのかが興味深くて
食い入るように見入ってしまいました。
過去においては、
手が震えて署名できないほどのプレッシャーがかかる場面。
しかし、いとも簡単に・・
それもフライング気味にサッサと終えたのでした。
あまりにも早かったのですが、
NHKのカメラがなんとか籠池氏の署名シーンを捉えていました。
ただ、その一瞬を見て
私はおおいにビョッ! びっくりしたのでした! ▼それがコチラ!▼
※注意 ▲コチラはその署名シーンから推測して私が書き記しました。
実物ではありません。
結構、達筆?な書きぶりであったのですが、
ある特徴にとってもビョックリしたのでした。
それはどこかと言いますと・・
「池」の最終画の曲がり部分を、ナント右下にグィっと落して書いたんです!?
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エッって感じで
これは、只者ではないぞ!と・・
ふつう、「籠」も「池」も見せ場的には曲がり部分なんですね。
画像でいうところのグリーン部分(b)-①②にあたります。
2文字ともに見せ場の筆画(主画シュカク)が同じ曲がりにある・・
それも姓の字2文字にです。なかなか珍しいかも。
このような場合、書道としてのあるお約束があります。
それは同じ文字や見せ場の筆画が2箇所以上かぶる場合は
ある片一方とは変化をつけるというのがお約束なんです。
この変化というのが、微妙な変化であったり・・大胆な変化であったり・・とが
その書くヒトの個性(クセ)でもありセンスでもあるのです。
(※まっ、ある意味・・書家の見せ所でもあります)
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さぁっ、ここで籠池氏はどうしたか。
その筆跡からは書の知識があると私は見ました。
だって、その2文字連続してつながる曲がり部分の変化を成して書き上げたからです。
「池」という画像(a)(b)それぞれをご覧ください。 一目瞭然ですね。
ふつう(b)-② のように真右へスライドして上にハネあげる見せ場の曲がりを
それも右下へ落し込むというありえない大胆不敵な筆画(a)-② を書いたのです。
では、「籠」はどのようにアクセントを置いたのでしょうか。
ご覧のとおり、ピンク部分(a)-① を長くとり、見せ場の曲がり部分はオーソドックスに仕上げたように思います。
つまり、2箇所かぶった曲がり部分は
「オーソドックス」と「ありえない右下がり」で変化をつけたのでした。
そして、かつ「籠」(a)-① を敢えて「長い右上がり」にすることによって
「籠池」という苗字全体のバランスを整えたと見られます。
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※しかし、「ありえない右下がり」とお伝えしましたが、
実は、「池」の「也」部分が変形してひらがなの「や」ができているので
右下がりは十分ありといえる見方もできます。
ん~~、なかなかです。
感心している場合ではないんですけど・・ まだあるんです。
それは、
今度は「籠池康博」とフルネームで見た場合・・
たしかに「康」部分はカメラアングルが今一歩でしたので定かでありませんが、
「博」という文字よりも若干小さく書いているように思えました。
ということは、
「康博」=文字の大きさで言えば「中大」といった感じでしょうか。
そうなると、苗字の「籠池」は当然のことながら
画数の多い「籠」は大きく、一番画数の少ない「池」は中~小くらいに収めていました。
つまり、
名前全体でも「大中中大」と大きさのバランスも考えた書きぶりであったのです。
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以上のことからも、
籠池氏の人物像(性格)というものは、
普通のヒトには持ちえない大胆な発想と行動・突進力(しつこさ?・・)
そして、見かけとは違った繊細さも十分兼ね備えており
全体を捉えてバランス考慮もできる俯瞰能力と修正能力をも有した
ある意味超テクニシャンといえるかもしれません。
なかなか思った以上の手強い人物!
だから、
「事実は小説より奇なり」と囁くほど、
もう一つの事実をつくり上げるだけの想像・創造力の持ち主なんでしょうか。
別の部分では、
署名するタイミングのフライング感と
捺印する時の軽さスピード感(かすれて上手く押せていなかった)からいうと・・
大阪特有のせっかちイラチ体質であることは予想できそうです。
でも、
それ以上に私がイライラしたのは、
今日のお役人の答弁・・ ホンマ国民を舐めとる!って感じで
今さらでもないけど、いったいどんな仕事してるんですかね。 忖度ですかね。
バカにするのもええ加減にしてもらわないと・・
この一件、じっくり見させてもらおうじゃないか!!
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ということで、一応・・
文字フェチなこのブログのオチではないけれど・・
締め括りとしましては、
「博」という文字の書き順を
間違いなく書いていた籠池氏のおかげで私も復習できたことに感謝しつつ
嘘偽りのない本当の事実のみの小説をお書きいただきたいということを切に願う次第であります。
それでは、長くなりましたが
今日はこの辺で・・ ありがとうございました。
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