ペンの持ち方でその人の姿勢(性格)が読み取れるってホント?
2020/01/29
どうも、大阪市中央区谷町
溪春書道教室の藤田溪春Keisyun です。
今日は、歴史的握手から始まった南北会談。
なかなか見ごたえがありました。
職業柄どうしても人さまの書きぶりや文字のカタチ、
そして筆記具の持ち方に目がいってしまいます。
無意識にその人の姿勢(性格)を想像してしまいます。
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ペンの持ち方でその人の姿勢(性格)が読み取れるのでしょうか。
歴史的会談でのシーンです。
親指が人差し指を押さえこんで窮屈そうに持っています。
最近こういった持ち方をされている方をちらほら見かけます。
幼少期のころにクセがついちゃったんでしょうね。
その時に誰も注意してあげる人がいなかったんでしょうけど・・
かわいそうに思えます。
5本ある指の役割って・・
親指と人差し指はブレーキ役
人間の親指は霊長類最強の器用さがあります。
このおかげで、われわれはペンをもって文字が書けるワケですもんね。
そして、人差し指は方向を指したり器用さは親指につぎます。
このスパー機能がある両指なんだけど、
じつは言い方を変えればブレーキ役でもあるんです。
というのは、この2本が・・ 特に親指に力が入り過ぎると
身体全体がロックにかかったようにガチガチに硬直するのです。
ためしに、親指を4本の指でギュッと強く固く握りこんで腕を回してみてください。
握っていないときに比べて圧倒的に回しにくいハズです。
だから、親指に力が入り過ぎると
肩首がロックされ、胸まで筋肉が硬直してくるのです。
だから猫背にもなったりします。
中指は縁の下の力持ち
中指は、ちょうど真ん中で両サイドを助けるニュートラル役っぽい感じ。
まさしく縁の下の力持ち・・ フォロー役という感じですね。
小指と薬指はアクセル役
逆にこの2本は、ものを握ったりするときに大切な役割をしています
包丁・バット・クラブ・木刀・・(笑)
ご覧のように、キュッと適度にこの2本で絞るようにして握り、
中指がフォローしながら人差し指と親指は軽くフワッと添えている・・
この小指と薬指が軽く適度にキュッと絞られていると
そこが支点となって身体全体の力が遠くに伝わりやすくなるんですね。
アクセル役と言われる所以です。
だからペンもこんな持ち方をすれば、
字に活力が無くなります。
おわかりいただけますね。
5本の指を適材適所にバランスよく握ってあげる
そうすると身体全体がニュートラル(平常心)になって
最良のパフォーマンスができるようになるんです。
なのに、親指がガチガチにロックされていれば、
ブレーキを踏みながらアクセル全開しているようなもんで
身体にすごく負担がかかり、エネルギーがダダ漏れ状態です。
だから、姿勢も悪くなってきやすいでしょう。
いつも全力で頑張っているんだけど、なぜだか満足感がえられない。
少し考え方に偏り過ぎなきらいがある方なのかなって見えちゃうんです。
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それとは別に、
正恩氏の持ち方から書きぶりを見て驚きました。
とっても自然な持ち方で、かつ豪快な書きぶりだったのです。
ただものではない!って感じでした。
文字のカタチまでは写っていませんでしたが・・
おそらくその書きぶりからメチャクチャ個性的だと想像できます。
なんとなくですが、
ビートたけしっぽい感じですかね・・
こんな急展開をなせるワザの持ち主です。
これからの新しい未来への扉が着実に開かれますよう・・ 切に願います。
今日はこの辺で
ありがとうございました。
美文字講師 溪春けいしゅん
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