トン・スー・トン・フッ！？で横画を鍛える筆トレだ！

2017/04/28 2020/03/16

今日は、
トン・スー・トン・フッ！？で横画（横隔膜）を鍛える筆トレだ！　

の「線トレ」についてのお話し。　

まずは、文字全体を
大人っぽい立体的な3Ｄ感覚に仕上るためには　

結局は、
文字を構成している一本一本の線を極めていくことが先決。　

線の質を高めていく・・
　　　　　　　　　いわゆる線質というやつです。　

そこでする筆トレ（線トレとも言える・・）のが、
横隔膜で呼吸する「横画【三】段活用法」でしたね。　

一本一本に深い意図があります。　

その一本一本の線に対して3Ｄ感覚をイメージした線トレ・・　

ここでご覧ください。　

（a）は真っ直ぐ平行・太さも均一の右上がり横画　✵✵　2次元の線

（b）は反りと伏せを加えてシェイプ・太さは均一　✵✵.✵　2.5次元の線

（c）はシェイプのほかに、太さに変化をつけた横画　✵✵✵　3次元の線
　　※左からの始筆は細く、右側へ行くほど収筆は太くフィニッシュします。
　　すると、一本の線だけでも3Ｄ立体的になっているように見えませんか。　

これらのように単なる平面の一本の線・・
【三】自体が・・　こんなにも立体的に見えてきましたよね。　

ちょっと、こちらも見てくださいね。　

ほら、左から見ても・・　

右から見ても・・　

この（c）パターンは、
どの角度から見ても立体的に見えるでしょ。　

ましてや、
三面鏡みたいにして見てみると・・　

まるで万華鏡みたい？？　

こんな感じでおわかりのように
3Ｄ感覚の線はどの角度から見ても立体的に見えるのです。　

もっとマニアック、真後ろから見ても立体的に見えるんですよ。　

では、この線質を高める筆トレ・・
いったい、どのようにしたらいいのでしょうか。　

そうです。

たしか、トン・スー・トン！　フッ　でしたよね・・？？　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　溪春書道教室　藤田溪春けいしゅん

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