『春』の美しいつくり方|美文字の必殺ワザお教えします!
2020/02/21
どうも、溪春書道教室の藤田溪春(けいしゅん)です。
もうすぐ春ですね~♬
『春』の書き方を復習しながら、ある必殺ワザをお教えします!
▲書/藤田 溪春
私の雅号にも『春』があります。が・・
この『春』・・なかなかやっかいものでバランスが取りにくいんですね。
前回記事でありますように
簡単そうな文字ほどバランスを取るのが難しいと申し上げました。
代表的なのは『三』でしたね。
で、この春という字・・ その「三」が入っていますし、
さらに左払いと右払いという「払い」という筆使いが入っているから
余計にやっかいなんですね。
春冠ってあるの?
「三」と「人」を組み合わせるもんですから・・
命名すると「春冠 はるかんむり」といってもいいかも(笑)
けっこう難関です。
「三」は線同士の間隔・右上がり・反り具合に意識を集中していると、中心が右ズレしたり・・
うまくいったと思えば「払い」をミスショットしたりと・・ ショックです。
▲(参考)左:ビフォー 右:アフター
字形バランスに気をとられるあまりに、
今度はイキイキとした美しい線が書けていないのに気づきます。
▲(参考)左:ビフォー 右:アフター
ホント、いろいろ気づかされますね。
美しい線を書くためのある裏ワザとは?
力を抜いてリズミカル(美文字感覚)に筆を運んでみる
♪1:横画は、「トン・スー・トン・ふぅ♪」とリズミカルに、
♪2:左払いは、「トン・スー・ぐぅ~♪」とのびのびと、
♪3:右払いは、「トン・スー・トン・ふぅ~♪」とのびやかに・・
動画でよ~くチェックしてくださいね!
次は、美文字理論の復習です。
字形バランスをとるにはある法則があります
① 字形は、末広がりになるよう
② 長い両サイドの払いはのびのびと、
③ 特に右払いは払い出しの位置に注意して、のびやかにフィニッシュしましょう。
ただし、ここでさらに覚えておいてほしい裏ワザがあります。
そのある必殺ワザとは・・
右払いのフィニッシュ位置(高さ)を、左払いのフィニッシュ位置よりも
少し高めにしてほしいのです。●部分
こうすると、春冠(仮称)のバランスがグッとよくなるんですよ。
まったくもって美文字マジックですね。
今日は、もうすぐ『春』ですね~♬ の復習でした!^^
美文字で未来をハッピーに! 溪春書道教室代表
藤田溪春けいしゅん
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